開催報告
「『デジタルヘルス研究助成報告ウェビナー』 ー京大をデジタルヘルスのメッカにしようー ❖Digital health for new lifestyle normals❖」を2020年5月20日(水)に開催しました。
京都大学オープンイノベーション機構は、京都大学におけるデジタルヘルス領域の研究を活性化し、社会実装に繋げるための支援を行うことを目的として、研究助成公募「デジタルヘルス研究における研究助成」を昨年12月に実施しました。今回のウェビナーでは、研究助成公募で採択された課題及びデジタルヘルス研究奨励賞を受賞した課題の研究をご発表いただきました。
新型コロナウイルス感染症に対する緊急事態宣言により、Zoomウェビナーでの開催となりましたが、アカデミアをはじめ、製薬・ソフトウェア・金融・保険・建設などの企業、地方自治体など幅広い分野から約300名もの皆様に聴講頂きました。皆様から活発な質問が出され、デジタルヘルス領域の研究分野への関心の高さが伺えました。
当機構は、今後もデジタルヘルス領域の研究を活性化し、社会実装に繋げるための支援を行ってまいります。引き続き、多方面からのご支援を頂ければ幸いです。
❖開催結果
◆聴講登録者の業界比率
◆ウェビナー後のアンケート結果
◆プログラム
14:00-14:05 | 開会挨拶 |
林 善夫 オープンイノベーション機構 統括クリエイティブ・マネージャー | |
14:05-14:10 | 主旨及びアジェンダの説明 |
鈴木 忍 京都大学オープンイノベーション機構 プロジェクトクリエイティブ・マネージャー |
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14:10-14:35 | デジタルヘルス研究への課題と期待 |
黒田 知宏 京都大学大学院医学部附属病院医療情報企画部 教授 |
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永⽥ 智也 D3 LLC | D3 Bio Healthcare Fund マネージング・パートナーCEO |
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菊池 紀広 バイエル薬品株式会社 オープンイノベーションセンター |
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14:35-14:40 | 採択課題表彰式 |
14:40-14:55 | 「採択課題」プレゼンテーション |
『婦人科がん患者に対するモバイルアプリケーションを用いたがんヘスルケア管理』 |
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15:00-15:50 | 「デジタルヘルス研究助成奨励賞課題」プレゼンテーション |
『認知症発症の早期発見・検知に資する評価尺度と聴力検査機器の開発』 |
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『スマートフォンを用いた遠隔ICシステム構築』 |
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『月経前症候群の診断支援、治療サポートアプリの開発』 |
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『ICTを活用した在宅心不全患者に対する包括的デジタルヘルスケアシステムの開発』 |
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『「健康行動科学」・「行動経済学」に基づく、薬局での生活改善支援ITプログラムの開発』 |
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15:50-16:00 | 総括及び閉会挨拶 |
寺西 豊 京都大学大学院医学研究科「医学領域」産学連携推進機構 特任教授 |